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2020年5月 8日

新型コロナウイルスによる感染を防ぐために

こんにちは。ドリーム歯科クリニック、院長の木村です。

皆さまもご存知の通り、新型コロナウイルスが日本のみならず世界中で流行しております。先頃は、ここ福岡県でも緊急事態宣言が発令され、その罹患者数の増加率では東京都や大阪府に匹敵する勢いです。

ドリーム歯科クリニックにおける感染予防対策ですが、2006年の開院当初より真摯に取り組んでおります。歯を削る回転性切削器具(ドリル)や使用済み器具は都度洗浄し、クラスB(最も厳しいとされるヨーロッパ基準EN13060)高圧蒸気滅菌機(オートクレーブ)で滅菌し。可能なものは、ディスポーザル(使い捨て)を使用しています。



ゴム・プラスティック製品等、熱に弱い器具はガス滅菌を行います。また、接触感染を防ぐために診療椅子のスイッチ・ハンドルには、バリアテープを張って、使用後は都度都度交換しています。歯を削った際、周囲に飛び散るエアロゾルに対しては、口腔外バキュームを用いて、吸引除去に努めています。



さらに、今回の新型コロナウイルス感染予防の為、追加的な対策を行うことにいたしました。

・直接的な接触を防ぐために、受付にはビニールシートを貼りました。
・換気をよくするために、自動ドアは常時開放。待合室、診療室の窓は極力、開放しています。
 ※肌寒く感じられる患者さんもおられるかと思いますので、着衣による温度調整をお願いします

更に、診察前には患者さんの体温を検温し、手指はアルコールで消毒させてもらうことにしました。また、治療開始後、椅子に座ったらポビドンヨードにより、患者さんの口腔内を消毒いたします(この対策により、歯を削った際、周りに飛散するエアロゾル(気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子)中の細菌数が減少することが分かっています)。先にご説明した口腔外バキュームも使用しますが、掃除機のような大きい音がしますこと、ご承知ください。

ほか、職員の健康管理を正確に把握するため、毎日の検温はもちろん、倦怠感などがあれば自宅待機を実施しています。未だ先が見えない大変な状況になってしまいましたが、感染対策の見直しと充実化を図る機会と考え、より安全安心な診療空間作りに取り組んでまいります。

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