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2014年12月 4日

12月4日 お口のケアで肺炎の防止!

福岡市中央区平尾のドリーム歯科クリニック、福山です。
先日、歯科訪問診療についての記事を掲載したところ、"誤嚥性肺炎"についてのご質問をいただきました。
また、タイミングのいいことに、先週の日経新聞にも誤嚥性肺炎についての記事が載っていたようです。
誤嚥性肺炎というのは、唾液などの水分を飲み込む際に間違って気管・肺の方に入っていってしまうこと(これを誤嚥と言います)で引き起こされる肺炎です。飲み込む力(嚥下力)や咳の反射が衰えたご高齢の方に多く、70歳以上の方の肺炎の7割ほどが誤嚥性と言われているそうです。
この誤嚥性肺炎の予防として重要なのが口腔ケア。
口腔内を清潔に保つことで、肺炎の原因となる細菌が減ってくると、肺炎のリスクも軽減できます。 また、口腔ケアでお口周りを刺激することで喉周辺の機能訓練につながり、咳をして気道に入った異物を排除する力が回復してくるケースもあるそうです。
寝たきりの方や、認知症の方で特に多いと言われているこの疾患。
リスクを減らしていくことができれば、私たちとしてもとても喜ばしいことです。
以上、簡単ではありますがご説明させていただきました。

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